プラスチック製品搬送ロボット
01.
事例の概要
プラスチック成型品をロボットで自動ハンドリングし、専用の通い箱へ自動で挿入・格納する仕組みです。通い箱は簡易フリーコンベアでスムーズに搬送され、4種類の箱に自動振り分けすることが可能です。成型品の取り出しから箱詰め・搬送までを一貫して自動化することで、省人化と作業効率の向上を実現しています。
02.
自動化による効果
①作業負荷の大幅な軽減
②省人化
③製品品質の安定化に貢献
03.
機能・特徴
①コンパクトな設計で限られたスペースでも設置可能
②簡易フリーコンベアによる柔軟な搬送ライン構築
③各種通い箱サイズに対応可能な柔軟設計
④ワークを4種類の箱に振り分けるためリーチ1,454mmのロボットを採用

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2段構成トレイで
省スペース自動化を実現
図の通りワーク整列用トレイを2段構成にすることで、省スペース設計を実現。限られた設置スペースでも自動化が可能となり、「自動化したいがスペースが足りない」とお悩みのユーザー様にも対応可能。工程全体をコンパクトにまとめながらも、自動化の安定性と作業効率はしっかり確保しています。
POINT2
フリーコンベアで
コストを抑えた効率的な搬送を実現
フリーコンベアを採用することで、装置コストを抑えながら作業効率の向上を実現。シンプルな構造ながら、必要十分な搬送機能を備えており、低コストかつ実用的な自動化ソリューションとして、多くの現場でご活用いただけます。


POINT3
不二越製ロングリーチロボットで仕分け工程を省化・低コスト化
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重さはそれほどないものの、4種類のワークを個別の通い箱へ自動で仕分ける工程に対応するため、ロングリーチタイプのロボットを採用しました。
コスト面も重視し、国産で価格を抑えられる不二越(NACHI)製ロボットを選定。必要な可搬範囲を確保しつつ、省人化とコストパフォーマンスを両立した構成となっています。

※このレイアウトはあくまで構想レベルであり、
お客様の製品情報と詳細設計情報は非公開としてます。